電気通信事業者協会は4月7日、2010年3月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。同発表によると、NTTドコモとKDDIの契約数は純増となったが、ソフトバンクモバイルとウィルコムは純減となった。

NTTドコモは、2010年3月時点での契約累計数が5,608万2,100件、純増数が38万9,600件だった。KDDIは2010年3月時点での契約累計数が3,187万2,400件、純増数が30万5,200件だった。ソフトバンクモバイルは2010年3月時点での契約累計数が2,187万6,600件、純減数が12万1,400件だった。

NTTドコモは2月に続いて純増数トップとなった。同社とKDDIは3月に発表した新モデルの販売が好調だった影響から、2月の純増数はそれぞれ14万台、12万台だったところ3月は倍増した。

3月31日午前2:00で2Gサービスを終了したソフトバンクモバイル

一方、2月は純増数で第2位だったソフトバンクモバイルは3月末で2Gサービスを終了したため、その加入者数54万3,700の減少が響いて、純増数が大幅減となった格好だ。

一方ウィルコムは、2010年3月時点での契約累計数が411万2,500件、純減数が5万8,800件だった。

また携帯IP接続サービスの純増数は、NTTドコモのiモードが24万200、auのEZwebが25万9,900、ソフトバンクのYahoo!ケータイが5万1,700 となっている。