ワンビは4月7日、一定期間管理サーバとの認証に失敗したPCを自動で起動しデータを消去する"ウェイクアップ消去機能"を搭載した「トラストデリート」エンタープライズ版バージョン2.5を発表、5月31日から発売を開始する。
ウェイクアップ消去機能は、Intel vPro搭載PCのアラームクロック機能に依存するもので、あらかじめトラストデリートの管理サーバ上でPCの起動時間を設定すると、その時間に電源オフまたはスリープ状態のPCを自動で起動、データの遠隔消去を実現するしくみ。盗難/紛失したPCの電源が入っていない状態でも、個人情報などの重要なデータを消去できる。また、ユーザが盗難/紛失に気づいていない場合にも有効。自動起動のみを設定し、消去命令の有無を確認することも可能。