エプソンは、大判インクジェットプリンター「MAXARTシリーズ」の新製品として、軟包装のデザインとプルーフ向けモデル「PX-W8000」を発売する。発売日は4月14日。価格はオープンプラス、販売予想価格は150万円~200万円。
同プリンターは、世界初となる水性ホワイトインクを搭載した大判インクジェットプリンター。高濃度での白印刷を実現したほか、同社独自開発の透明フィルム「クリアプルーフフィルム」と水性ホワイトインクを組み合わせることにより、特色、多色を必要とする高品質の軟包装のデザイン及びプルーフ用途に対応する。印刷モードはホワイトインクを印刷後、カラーインクを重ねる「表印刷モード」とカラーインクを印刷後、ホワイトインクを印刷する「裏印刷モード」の2種類。プリントヘッドには高画質と高生産性を両立した「MicroPiezoTFヘッド」を採用し、各版を正確に重ね合わせた表現ができ、「逃げ処理」などの高精度な出力確認も可能となっている。なお、同プリンターにはプリンタードライバーが添付されていないため、サードパーティー製のソフトウェアRIPが別途必要になる。