米Spansionは、90nmプロセスを採用した256MビットのNOR型フラッシュメモリ「MirrorBit Serial Peripheral Interface(SPI)Multi-I/O」のサンプル出荷を開始したことを発表した。量産出荷は2010年6月からを予定している。
同製品は、同じパッケージとピン数で1ビット・データバス、2ビット・データバス、および4ビット・データバスシリアルI/Oデータ転送のいずれにも対応するというもの。
また、コマンドを実行するとメモリ・アレイ内に格納されている知的財産やユーザ・データの誤変更や消去から守る永続的セクタ・ロック・セキュリティ・デバイスが用意されており、より強化されたセキュリティ機能を利用することが可能となっている。
なお、サンプル品のパッケージはSTB向けにセキュリティ機能を強化したBGAパッケージ、および民生機器/産業機器向けの標準的名16ピンSOICの2タイプが用意されている。