衛星放送の英British Sky Broadcasting(Sky)は4月3日(英国時間)、欧州初の3D TVサービス「Sky 3D」を開始した。同日、Sky 3Dサービスと契約した1,000軒以上の英国、アイルランドのパブやクラブでは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの試合が3Dで放映された。
3月に発表されたSky 3Dは、チャンネル契約とSTBの「Sky+HD DVR」、それに3D対応TVがあれば視聴することが可能(当面は視聴料はかからない)。3D対応TVはパナソニック、ソニー、韓国Samsung、韓国LGらが発売もしくは発売予定だが、当面は顧客向けに大型TVを設置したパブでの視聴が中心になると見られる。
4月3日の初放送では、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの試合が放映された。今後、5月9日まで繰り広げられるイングランド・プレミアリーグが最低でも5試合、ライブで3D放送される予定だ。また、5月末のコカ-コーラ・フットボールリーグ・プレイオフなども放映される計画だ。
スポーツのほか、映画やドキュメンタリーなどの番組も3Dフォーマットで提供する予定だという。
欧州初の3D TVサービス「Sky 3D」に興じる人々 |