4月2日より、東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーにて東京タイプディレクターズクラブが主催するコンペティション「東京TDC賞」の受賞作品などを展示する「TDC展 2010」が開催される。

毎年先端的なタイポグラフィ作品が一堂に会する国際的なコンペティション「東京TDC賞」。同展では、2009年秋の公募に国内外から寄せられた3,180作品の応募作の中から、厳正な審査の結果により選ばれた「東京TDC賞 2010」の受賞作品10作品をはじめ、ノミネート作品、優秀作品など、国内外の作品や新しい可能性を含んだ実験作品など、あわせて100作品を展示する。

また、展覧会を記念して、受賞者とゲストのレクチャーと対話で構成される7時間の国際デザインフォーラム「TDC DAY」も4月4日に開催される。

展覧会と国際フォーラムの詳細についてはこちらを参照。

展示作品より

グランプリ:Why Not Associates(イギリス) : CF「Unseen Gaza, Channel 4 Promo」

TDC賞:Ralph Schraivogel(スイス) : ポスター「EVIL-LIVE」(左)、Niklaus Troxler(スイス): ポスター「Charles Gayle Solo」(右)

TDC賞:フォントワークス・藤田重信 : タイプデザイン「筑紫書体(筑紫オールド明朝+筑紫丸ゴシック)」(左)、川村真司+ Hal Kirkland + ナカムラマギコ + 中村将良 : PV「日々の音色」(右)

TDC展 2010

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期 4月2日(金)から4月24日(土)
開場 11時から19時(土曜は18時まで)
休館 日曜・祝祭日
入場料 無料