Today Red Hat is the world´s most trusted provider of Linux and open source technology.

Red Hatの新プロダクトにおける仮想化の取り組みが明かになってきた。公開されたRed Hat Enterprise Virtualization (REV) 2.2ベータにデスクトップ仮想化技術がマージされた。これまではサーバ仮想化とデスクトップ仮想化は別扱いになっていたが、REV 2.2からは同一プラットフォームでデスクトップとサーバの両仮想化技術が提供されることになる。REV 2.2ベータに含まれている仮想化技術はたとえば次のとおり。

  • 仮想マネージメントコンソール
  • ハイバーバイザ
  • KVM
  • SPICE

SPICE (Simple Protocol for Independent Computing Environment)はKVM向けにQumranetが開発を進めていた技術をRed Hatが買収。OSSとして公開した。Red Hatはデスクトップの仮想化では後発となる。サーバ仮想化技術とデスクトップ仮想化技術をまとめて提供することで普及に弾みをつける狙いがあるとみられる。