「Dell Precision M4500」

デルは、ワークステーションでは世界で初めてミニカード型SSDに対応した、15.6型ワイド液晶搭載モバイルワークステーション「Dell Precision M4500」を発売した。基本構成価格は182,805円となっている。

Dell Precision M4500は、ワークステーションでは世界で初めて、高速ストレージオプションとしてミニカード型SSDに対応。ユーザーにより選択が可能なThermal Tabletは、システムを低温に保つことで、フルパワーが不要な際にはバッテリー駆動時間を延長できる。また、新技術「New Precision ON」により、インターネットや仮想リモートデスクトップ/電子メール/カレンダー/連絡先データへのアクセスを瞬時に実現する。

Dell Latitude Eシリーズの製品群に属し、ポートレプリケータ、スタンド、および外部ストレージ・モジュールなどDell Latitude Eシリーズの周辺機器との互換性を備えている。またオプションでDell ControlVaultセキュリティ、FIPS指紋リーダー、非接触スマートカードリーダーにも対応し、充実したセキュリティ機能を選択できる。その他、120%色域を持つ15.6型ワイドsRGB LEDスクリーンがオプションで提供されている。

基本構成は、CPUがIntel Core i5-520M(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel QM57 Expressで、メモリとして2GB(最大8GB)を搭載。ストレージとしては256GB HDD、光学ドライブとしてはDVD-ROMドライブを採用。グラフィックスとしてNVIDIA Quadro FX 880M 1GB、ディスプレイとして1,366×768表示対応の15.6型ワイド液晶を搭載している。

インタフェースはDisplayPort、D-Sub、USB 2.0×3、USB/eSATA×1、8-in-1カードリーダー、ExpressCard/34、PCカードスロット。サイズはW374×D253×H29.1～36.1mm、重量2.73kg(6セルバッテリ装着時)。OSはWindows 7 Professional。