Twitterユーザーからの要望に「やりましょう」の即断で答えるソフトバンク孫正義社長。その進捗状況が、"つぶやき"まとめサイト「Togetter」で確認できるようになった。28日に開催された創業30周年イベント『ソフトバンク OPEN DAY』で発表された。

「ソフトバンク OPEN DAY」は創業30周年イベントとして、Twitterユーザーを招待して開催。東京・汐留本社でのイベントの様子はUstreamでも中継された(このイベントも"つぶやき"から始まった)

孫社長が「やりましょう」「検討します」など回答した要望の進捗が確認できるページがオープン

孫社長はTwitterの利用開始以来、ユーザーから寄せられる要望にフランクに回答している。野外音楽フェス会場での電波状況改善同社が買収を発表した動画配信サービス「Ustream」のスタジオ開設などの要望に、あっさりと賛同を示すツイートを返した。一方で社員からは「頼むからなんでもかんでも『やりましょう』と言わないでくれ」(孫社長)という要望も。そこで孫社長が回答した要望への対応を分類して、その進捗リストが確認できるよう、Togetterを使ったまとめサイトが開設された。

リストは、対応すると回答した案件をまとめた「やりましょう」、対応完了済みの案件をまとめた「できました」、検討案件をまとめた「検討します」の3種類を用意した。孫社長とTwitterユーザーの間で作り出される動きが気になる人は確認してほしい。

イベントには、浜田幸一氏(@555hamako)も駆けつけた。「約束したことは必ず守れ!」と強く語るハマコー氏に孫社長も恐縮

なお、Ustreamのスタジオ開設要望について孫社長はOPEN DAYの中で、同社汐留本社ビル内にオープンしたことを発表した。事前に申し込むことで誰でも無料で利用できる。5月10日には渋谷ショップ、6月1日には渋谷シダックスビレッジクラブでも提供する予定となっている。同イベントではこのほか、2010年度内を目標にした基地局倍増計画、自宅用小型基地局(フェムトセル)の無償提供の実施予定などが告知された。