オープンソース技術のコンサルティングなどを提供する英Credativは3月23日(現地時間)、Linuxディストリビューションのサポートサービス「Open Source Card」を発表した。サブスクリプションに対抗し、プリペイド形式の課金体系を採用している。
Open Source Cardはプリペイド型のLinuxサポートサービス。カード所有者は、必要なときに専門家によるサービスを1ユニット=15分間で利用できる。サポートは電子メール、電話、リモートアクセスなどの形式をとり、遠隔からのインストール、アドバイス、トレーニングなどに利用できる。デスクトップとサーバーの両方を対象とし、ユーザー数やCPU数に上限はない。料金は480ポンド(24ユニット、6時間)から。契約不要なことから、コスト管理と柔軟性に優れたソリューションとしている。
まずは「CentOS」と「Debian」を対象とし、将来的に他のディストリビューションやオープンソースアプリケーションにも拡大する。当初、提供地域は英国、米国、ドイツ、カナダとなる。