アイ・オー・データ機器は、RAID 6に対応した2UのラックマウントNAS「HDL-XR2Uシリーズ」を発表した。容量はストライピングモード(RAID 0)利用時の場合で、2TB、4TB、6TB、8TBの4モデルがあり、価格は2TBモデルが127,000円(税別)、4TBモデルが148,000円(税別)、6TBモデルが180,000円(税別)、8TBモデルが243,000円(税別)。いずれも4月中旬より出荷される。
従来製品よりも高速なCPUを搭載し、読み込みスピードで約2.6倍、書き込みスピードで約2倍にアクセススピードが向上している。また、推奨最大同時接続台数を32台まで拡大、より大規模なオフィスへの導入が可能となっている。
搭載のHDDは4台でカートリッジタイプのRelational HDとなっており、故障時に電源を落とさずに交換できるホットスワップに対応している。4台のHDDのうち3台でRAID 5構成し、残り1台を予備(スペア)として運用することや、4台のうち3台のHDDに同じデータを保存することで冗長化をはかり、ディスク障害時に自動的に残り1台の予備に切り替えるといった運用も可能。そのほか、HDL- XR2Uシリーズを2台用いることで、リアルタイムにデータをバックアップ機にコピーすることもできる。
インタフェースは、ギガビット対応有線LAN×2、USB 2.0×2、SATA×1。対応OSは、Windows 2000 Professional/XP/Vista(32、64ビット)/7(32、64ビット)、Windows 2000 Server、Windows Server 2003 SP1/2003 R2/2008/2008 R2、Mac OS X 10.4以降。