Texas Instruments(TI)は、SATAインタフェースのホストとeSATAコネクタの相互接続距離の延長に役立つ、低消費電力で2チャネル内蔵のSATAインタフェース用3Gbpsリドライバおよびシグナル・コンディショナ製品「SN75LVCP412A」を発表した。

SATA用3Gbpsリドライバ「SN75LVCP412A」

同製品は、通信が10μs以上停止した場合に自動的に消費電力が20mW未満の「ローパワー・モード」となる積極的な省電力機能を内蔵している。同機能は、バッテリ動作時間が高い優先順位の要件である各種モバイル・アプリケーションにおいて、動作時間の延長を実現することが可能となる。

また、高速信号ピンはIEC61000-4-2レベル(接触時8kV、放電時15kV)の認証済であることから、eSATAコネクタのESD(静電気放電)過渡波形に対して、より高い保護および耐久性の提供が可能だ。

なお、同製品はすでに量産出荷を開始しており、パッケージは20ピンQFNパッケージで1,000個受注時の単価は参考価格で1.65ドルとなっている。