オンライン求人サイトを運営する米CareerBuilderが行った調査で、「運転中にもスマートフォンをチェックする」と答えた人が半数を超えることがわかった。
調査は、2009年11月5日 - 23日の間、全米の会社員を対象に実施。合計5,231人の回答を集計した。
その結果、「運転中にもスマートフォンをチェックする」と回答したのは全体の54%。業種別では、営業担当者が66%、専門職・サービス部門の担当者が59%、医療関係者が50%の順にその割合が高かった。
また、スマートフォンが鳴ればどんな場面でも(入浴中でも睡眠中でも食事中でも)応答すると答えた人は21%。18%が勤務時間中は絶えずモバイルデバイスによって接触できるように職場から求められていると回答した。
CareerBuilderの人事部門のバイスプレジデントのRosemary Haefner氏は、電子機器との接続を絶つために次のようにアドバイスしている。
- 運転中はスマートフォンの電源を切る … 運転中の通話は多くの州において違法であるだけでなく、危険である
- 勤務時間外は優先順位を設ける … 勤務時間外にスマートフォンで仕事の連絡を取ることが原因で家族や友人との間にトラブルを起こさぬようよく話し合っておく
- 適所に代替案を用意する … 留守番電話やボイスメール、同僚に伝言を残すなどの手段を利用する