米Googleは3月17日(現地時間)、Microsoft ExchangeからGoogle Appsへの移行をサポートするツール「Google Apps Migration for Microsoft Exchange」の提供を開始した。

Google Apps Migration for Microsoft Exchangeは、Microsoft Exchange 2003/ 2007からGoogle Apps PremierまたはEducation Editionに電子メール、カレンダー、コンタクトなどのデータを移動させる。オンプレミス型、ホスト型のどちらにも対応。わずか4ステップで、数百ユーザー規模でも素早く移行を完了でき、移行中も業務を中断することなく継続的にExchangeを利用し続けられる。移行させるデータの選択や作業の分割などを指定するオプションも用意されている。

Googleは昨年7月に、Lotus NotesからGoogle Appsへデータを移行させるツールをリリースした。Notes向けを優先したのは初期のGoogle Apps導入企業にNotesユーザーが多かったためで、今回のExchange向け移行ツールの提供によりGoogleの移行戦略のミッシングリンクが解決した。