3月26日より、国際デザインセンター・デザインミュージアムにて、同館が収蔵するアメリカン・アール・デコ・コレクションを紹介する「American Deigners of the 30th 第1世代のデザイナーたち」が開催される。

バキュームクリーナー/ヘンリー・ドリュフス/フーヴァー社/1940年

ベビー・ブローニー・カメラ/ウォルター・ドーウィン・ティーグ/イーストマンコダック社/1938年

デザイナーという職業がはじめて認知された1930年代のアメリカで、工業製品を中心に活躍を見せた当時のデザイナーらは、新しい技術や素材を最大限にアピールするデザインを多く生み出し、不況にあえぐアメリカ経済に大きな役割を果たした。また、第一世代のデザイナーは、生活の中で大衆の最も身近な存在である製品を手がけることで、それまでの芸術にはない面白さと意義を見出した。

同展では、当時活躍した代表的なデザイナーを取り上げ、彼らの手掛けた家具や工業製品、食器等約60点を関連資料とともに展示、その活動を紹介する。なお、同展は、国際デザインセンター・デザインミュージアムのコレクションを紹介するシリーズ展15回目にあたる。

詳細はこちらより。

American Deigners of the 30th 第1世代のデザイナーたち

会場 国際デザインセンター・デザインミュージアム
会期 3月26日(金)から5月9日(日)
開場 11時から20時
休館 会期中無休
入場料 一般300円、学生200円(常設展示含む)