新gTLD(一般トップレベルドメイン)の申請受付が2010年内に開始予定とされる中、キヤノンは16日、「.canon」を取得する方針を発表した。グローバルで統一利用が可能なgTLDを運用することで、ブランドの直感的な認知などの効果が期待できるとしている。
gTLDは、非営利団体ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって管理され、現在は.com/ .net/ .orgなど21種類を提供しているが、業態や地域を反映した文字列へのニーズから、新たなgTLDの導入が決定。新gTLDの登録申請は2010年内に開始される予定となっている。
キヤノンは、同社ブランドを示すgTLD「.canon」の取得目的について、グローバルな事業活動における利点として、従来の「canon.com」に比べて直感的に理解・記憶されるほか、統一して利用可能なコミュニケーション手段になるとしている。2011年後半以後の正式認可を見込んでいる。