美術出版社は、松田行正氏がデザイナーの視点で映画、絵画、ロゴなどの図像を読み解くコラムを書籍にまとめた『図地反転』を3月20日に発売する。価格は2500円(税抜)。
同書は、デザイナーの松田行正氏が「スーパーマンはなぜ垂直に飛ぶのか?」、「ビートルズの『HELP』と手旗信号の関係は?」など、図像と現象の関係をデザイナーの視点から読み解き、映画、漫画、絵画、ロゴなどを独自の視点から分析した22本のコラムを書籍としてまとめたもの。
また、同書は松田氏がアートディレクションをつとめるデザインの専門誌『デザインの現場』の連載記事に大幅な加筆修正を行い、再構成した内容となっている。
構成は「みつめる」、「こだわる」、「つながる」、「みわける」といった大きく分けて4つのキーワードとともに展開。カバーにはUVパール印刷、小口はめくると図像が現れる仕掛けのある凝った造本がなされており、装丁も松田氏によるもの。
発売は3月20日で、価格は2500円(税抜)。