米Red Hatは3月15日(米国時間)、非営利団体Symbian Foundationが自社技術を利用して開発者向けの最新のサーバーとWebサイトを構築したことを発表した。
Symbianは最新の開発者向けサイト「Symbian Developer」でコード、ドキュメンテーションをはじめツールやキットを公開し、Wiki、トレーニング・サポートなどの開発者向けサービスを提供している。同団体は「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」と米IBMのサーバーを利用して、プライベートクラウドベースの開発者向けプラットフォームを構築したという。
RHEL採用の理由について、Symbianは拡張性や性能などのRHELの特徴を挙げている。Symbian Foundationは2月にソースコードを公開しているが、コードベースをオープンソース化するという目標に到達する過程で、Red Hatとの協業は重要なステップだったとも述べている。