三洋電機は3月15日、リチウムイオン電池の開発・生産拠点である徳島工場の敷地内に、リチウムイオン電池の新技術棟を建設することを発表した。新棟の建設は5月から開始し、11月に竣工の予定。
徳島工場はこれまでも同社のリチウムイオン電池の技術開発、生産の中心拠点として活動してきたが、リチウムイオン電池のニーズの多様化に伴い、新たな電池の試作・評価のための試作設備、測定機器や開発スペースの拡充が望まれていた。
今回建設される新棟は、同社の技術開発競争力を維持・拡大するために、リチウムイオン電池の技術部門として用いられるほか、各種実験装置を設置して電池の試作や性能評価を行う。