HDEは3月10日、Webと電子メールのセキュリティ対策をゲートウェイで実現するアプライアンスサーバ「tapirus Mv1000/2000」を3月31日より販売開始すると発表した。

tapirus Mv2000

両製品の主な機能はゲートウェイでのHTTP通信チェック、ウイルス/マルウェア対策、迷惑メール対策。アンチウイルスエンジンとして、フリーのエンジンではなく、エフセキュアのアンチウイルスエンジンを搭載している。プロトコルもSMTP、HTTP、POP、FTPのチェックに対応する(POPとFTPのチェックを利用する際は別途費用が必要)。

迷惑メール対策エンジンには、同社が開発してきた迷惑メール対策ソフトウェア「HDE Anti-Spam」と同等のエンジンを採用。また、メール受信時に接続元の正当性を判断するフィルタリング技術と、コンテンツの内容を検証してフィルタリングする技術を組み合わせることで、迷惑メールの処理パフォーマンスと精度を両立している。

tapirus Mv1000は従業員数1,000名程度の企業を対象としている。価格は初年度のサポート費用込みで79万8,000円で、次年度のサポート更新費用は29万4,000円(税込)。

tapirus Mv2000は従業員数2,000名程度の企業を対象としている。価格は初年度のサポート費用込みで129万8,000円で、次年度のサポート更新費用は47万2,500円(税込)。

tapirus Mvシリーズのユーザーインタフェースのトップ画面(左)と月間の迷惑メール、ウイルスメール状況確認画面(右)