日本テラデータは、超並列サーバのエントリーモデル「Teradata Data Warehouse Appliance」の最新版「Teradata Data Warehouse Appliance 2580」を3月5日より販売開始した。

同製品はIntel NehalemクアッドコアXeonプロセッサを搭載し、ストレージについてはエントリーモデルながら1TBのSASドライブを選択でき、最大で517TBまでのユーザー使用領域を割り当て可能となっている。

同製品の仕様と特徴は以下の通り。

特徴 キャビネットに完全に統合された設計
ノード、プロセッサ インテル・クアッド・コアXeonプロセッサを搭載した MPPノード構成(キャビネットあたり 4ノード)
OS SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 (64bit)
Teradataデータベース Teradata 12.0 以降
ストレージ装置 300GB/450GB/1TB エンタープライズ・クラスSASドライブ
ドライブ数 キャビネット当たり 144個
ユーザー使用可能領域 最大 517TB
スケーラビリティ 最大 12キャビネット(46ノード)
可用性 RAID1/ノード・フェール・オーバー & リカバリー
メモリ ノード当たり 96GB

同製品の価格は、最小構成(ユーザー領域 2テラバイト)で5,640万円~となっている(ハードウェア、ソフトウェア含む)。

Teradataプラットフォーム・ファミリーのラインナップと製品の位置付け