独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は3月5日、「平成22年度春期情報処理技術者試験」(4月18日実施)の応募者数を公表した。春期試験としては5年ぶりに30万人超となっており、すべての試験区分において応募者数が増加しているという。
平成22年度春期情報処理技術者試験の総応募者数は30万4033人となっており、これは前年の春期試験と比べて1万1128人(3.8%)の増加となる。
「ITパスポート試験」は今回が3回目となるが、こちらの同試験の応募者数は6万3680人。こちらは前年同期比で35.5%(1万6835人)増となっているほか、高度試験に該当する「プロジェクトマネージャ試験」も22.4%(3,636人)増という高い伸び率を示している。
今回公表された試験区分別の応募者数は以下の通りとなっている。
試験区分 | 応募者数 | 前年同期比 |
---|---|---|
ITパスポート試験 | 63,680 | 135.9% |
基本情報技術者試験 | 92,108 | 101.5% |
応用情報技術者試験 | 65,488 | 116.6% |
プロジェクトマネージャ試験 | 19,877 | 122.4% |
データベーススペシャリスト試験 | 20,529 | 110.7% |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 | 6,641 | 113.0% |
情報セキュリティスペシャリスト試験 | 30,295 | 119.4% |
システム監査技術者試験 | 5,415 | 101.9% |
総数 | 304,033 | 103.8% |