マカフィーは、セキュリティ機能を備えた暗号化USBメモリ「McAfee Encrypted USB」を、15日より提供すると発表した。容量は、1/2/4/8GBの4種類で、価格は1GBが10,290円、2GBが15,750円、4GBが20,790円、8GBが36,750円。
Encrypted USBは、データをAES 256bitなどで暗号化し、認証済みのユーザーのみデータの読み込みを可能とする。デバイスに組み込まれたアンチウイルスエンジンがデータのウイルスチェックを行い、感染している場合にはウイルスを除去することも可能。また、米国政府が利用する情報通信機器の満たすべき基準を定めたガイドラインであるFIPS(FIPS-140-2)に対応している。そのほか、セキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator」でデバイスを全社規模で一元管理するとともに、レポーティング・監視という統合管理を実現する。
対応OSは、Windows XP Home SP3/XP Professional SP2およびSP3/Vista Business SP1以降/Vista Enterprise SP1以降/Vista Ultimate。USB 2.0に対応する。
同社では、デバイス管理ソフトウェア「McAfee Device Control」、およびエンドポイント暗号化ソフトウェア「McAfee Endpoint Encryption」などと組み合わせ、企業が自由にデータを持ち運びできるよう、リムーバブルメディアを管理する統合ソリューションも提供していくという。