東芝 PC&ネットワークは、中小企業向けPC統合セキュリティシステム「PC運用上手V2.5」を発表した。発売予定は19日。アプライアンスサーバ版が819,000円から、ソフトウェア版が577,500円。

ログの画面表示例

監査結果のグラフ表示例

カテゴリ別Web閲覧回数グラフ例

「PC運用上手」シリーズは、情報漏えい対策に必要なセキュリティの基本機能(PCの操作監視/操作制御/検疫ネットワーク)に加え、社内ネットワークに対する不正PC接続の検出/排除機能、管理対象PCにソフトウェアを配付する機能、データバックアップ機能などを搭載。高度なIT専門知識がないユーザーでも簡単に導入し、わかりやすいメニュー画面から管理運用できる統合セキュリティシステム。

セキュリティポリシー設定画面

操作制御設定画面

PC運用上手V2.5では、要望の多かった"ログの見える化"とリモート操作に対応したことで、IT管理者のシステム運用にかかる負荷を軽減。また、USBメモリについて従来の使用許可/使用禁止の設定に加え、USBメモリの読み取りのみの設定も行える。USBメモリへの書き込みが行えないことでPC内データを持ち出せないようにするなど、運用に合わせて幅広い選択が可能となり、情報漏えい対策の強化を行いやすくなっている。

東芝は、PC運用上手をさらに運用しやすく、かつ情報漏えい対策の機能を強化することで、中小企業におけるJ-SOX法対策、内部統制対策、そしてプライバシーマーク取得というニーズにこたえ、セキュリティシステム市場において販売拡大を図るとしている。

動作環境は、Intel Pentium E2160以上、メモリ1GB以上、空き容量500GB以上のHDD、100Mbps以上のネットワーク、Windows Server 2003 R2 Standard Edition SP2、Windows Server 2008 Standard。