米Googleは3月1日(現地時間)、写真の編集/リタッチ/加工/共有をサポートするWebサービス「Picnik」の買収を発表した。
Picnikを使ってユーザーは、パソコン内、Webサイト、Flickr/ Picasaウェブアルバム/ Facebook/ Photobucket/ Webshotsなどから写真を取り込み、Webブラウザを離れることなくクラウド上で写真を編集・加工できる。編集機能は「自動レタッチ」のほか、回転、トリミング、リサイズ、露出と色の調節、シャープ、赤目補正などが揃う。編集・加工した写真は、パソコンにダウンロード保存、または電子メールや写真共有サービスを通じて共有可能。無料版と有料プレミア版の2種類のサービスがあり、無料版では広告が表示され、利用できるツールや共有機能、編集履歴が記録される写真数などに制限がある。
幅広い写真共有サービスやSNSとの連携がPicnikの長所であり、中でもFlickrには編集機能として統合されている。今後についてGoogleは、Picnikのパートナーを引き続きサポートし、ユーザーが既存の編集機能および共有機能を利用し続けられるようにするとしている。その上で新機能の追加やGoogleの他のサービスとの連携にも意欲を見せる。