キヤノンは、2010年ミラノサローネに出展を発表。2008年より継続したテーマ「NEOREAL(ネオリアル)」をテーマに革新的な映像表現の世界を創造する。建築家の平田晃久氏とアーティストの高橋匡太氏が参加。
毎年4月にイタリアのミラノで行われる、世界最大級の国際見本市「ミラノサローネ」に、キヤノンが出展を行うと発表。2008年より3年連続となる同社の出展は、継続して掲げられているテーマ「NEOREAL」を掲げこれまでにない革新的な映像表現の世界を「『NEOREAL』体感映像の原動力」と題して創出する。
展示では、「耀(かがやき)」と題された展示空間内にて、建築家の平田晃久氏による多面体スクリーンをらせん状に連ねた生命体のように立体的に絡み合わせた構築物に、アーティストの高橋匡太氏が制作した、色彩豊かな映像が投写される。
また、入力から出力まで、同社のデジタルイメージング技術が活用されており、映像制作にはデジタル一眼カメラ「EOS 7D」を使用し、映像投写にはプロジェクター「WUX10」や「SX80 MarkII」を用いるとのこと。
過去のアーカイブや今回の出展にまつわる概要についてはNEOREALのWebサイトを参照。