アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、Windows 7に対応したセキュリティUSB作成ソフト「InterSafe SecureDevice v1.0 SP1」を24日より販売する。対応OSは、Windows XP(SP2) / Vista(SP1) / 7。価格は管理ソフトと5ライセンスの基本パックからなる一般ライセンスが38,000円(税別)、同じくアカデミックライセンスが30,000円(税別)となる。

製品は、USBメモリの普及、大容量化とともに増加する重要情報、機密情報などの漏洩やUSBメモリから感染するAutorunウイルスなどUSBメモリが持つリスクを回避できるソフトウェア。「InterSafe SecureDevice v1.0 SP1」では、汎用USBメモリの暗号化やPCへのアクセス権限の制御が可能になり、今年1月にはアイ・オー・データ機器のセキュリティUSBメモリ「EasyDiskコピー制御 V」シリーズに採用されている。

ソフトでは3つのレベルを設定でき、用途に応じた柔軟な制御が可能になる。「パスワードモード」ではパスワード認証によるデータ保護、「情報漏洩対策モード」では、自宅に持ち帰った場合でもUSBメモリ内では作業が可能だが、データを自宅PCには保存できない設定。「ウイルス対策モード」では、情報漏洩対策モードに付け加えて、USBメモリへのウイルス侵入が防止できる。管理コンソールによるUSBメモリの集中管理、ネットワーク制御や印刷制御、プリントスクリーン制御からパスワードの遠隔復旧機能など多数の機能が搭載されている。新バージョンでは、Windows 7に対応したほか管理者権限をグループ化するなど詳細設定の向上、ログ取得の選択制への変更などの機能向上が図られている。