アイシェアは2月19日、20代から40代の男女501名のネットユーザーを対象に実施した「タブレット型端末に関する調査」の結果を発表した。同発表によると、iPadが発表されたことを知っている人は全体の77.2%で、男性は84.1%と認知度が高い結果が出たという。

全員にタブレット型端末は今後普及するかを聞いたところ、「とても普及する(8.0%)」、「どちらかというと普及する(45.9%)」を合わせて『普及する』と答えた人は53.9%となった。その理由は、「操作が簡単そう」や「便利そう」が多数だった(自由回答形式。以下同)。一方、「まったく普及しない(7.0%)」、「どちらかというと普及しない(39.1%)」を合わせて『普及しない』と答えた人(46.1%)の理由は、「必要性を感じない」、「用途が限られる」、「携帯電話のほうが使い勝手がいい」などだった。

また、利用意向を聞く問いでは、「ぜひ使ってみたい(13.0%)」「機会があれば使ってみたい(47.1%)」を合わせた60.1%が『使ってみたい』と回答した。男性で『使ってみたい』人は63.0%と女性(56.7%)をやや上回り、40代で64.0%と上の年代ほど利用意向者が多い傾向が見られた。

また、iPadの発表を「知っている」人は68.0%が、タブレット型端末が『普及する』とした人は70.0%が『使ってみたい』とし、高比率になっている。

タブレット型端末を使ってみたいか? 資料:アイシェア

利用したいと答えた人に、タブレット型端末の主な用途を聞いたところ、「Web閲覧」が48.8%と2位以下を引き離してトップとなった。以下、「電子書籍の閲覧(12.3%)」「ビデオ鑑賞(8.3%)」と続いた。「電子書籍の閲覧」は20代では4.2%だったが、30代は19.0%、40代は13.3%と比率が高い。

タブレット型端末の購入意欲については、「ぜひ購入したい(8.3%)」「機会があれば購入したい(76.4%)」を合わせて『購入したい』とした人が利用したいと回答した人のうち84.7%に上った。