アンテナハウスは、多数のユーザーで共有しサーバ上でPDF変換・加工が可能になる製品「AH PDF Server V2.1」を22日から発売する。スタンダード版の価格が262,500円、プロフェッショナル版の価格は493,500円。対応OSは、Windows XP(Professional SP1) / Vista(Business/Ultimate/Enterprise) / 7(Business/Ultimate/Enterprise)、Windows Server 2003/2003R2 / Server 2008(32/64ビット) / Server 2008R2(64ビット)。必要環境としてApache 2.2以上、Tomcat 5.5.27以上、MySQL 5.1.36以上。
製品は、サーバ上にPDF変換・加工機能を持たせ、クライアントユーザーがそれを利用できるPDF Server。必要なソフトをサーバ側にインストールし共有フォルダを設定するだけで運用を開始できる。クライアントユーザーにとっては、特別なソフトをインストールせずに済むこと、"PDF変換"がサーバ上に設置されるフォルダに保存するだけで済むこと、などがメリットとして挙げられる。
スタンダード/プロフェッショナル版共通の機能としてはOCR処理機能、Microsoft Office文書、画像ファイルのPDF変換機能、カラー画像の高圧縮PDF出力、パスワード設定機能、ログ作成機能など。プロフェッショナル版の機能としては、OCR処理からのしおり作成、OCR指定領域設定、Excelの変換対象シート指定、PowerPoint印刷設定、入力画像のマスク、Webブラウザを利用したWeb変換ツールなどが搭載される。
同社Webサイト上の「Antenna House PDF Server V2.1 」の仕組み |