パナソニック、ヘルスケア市場向け10.4型タブレットPC「TOUGHBOOK CF-H1」を発表した。価格はオープンプライスで、4月22日発売予定。
TOUGHBOOK CF-H1は、ヘルスケア/医療/IT企業など180社以上で構成される業界団体「コンティニュア・ヘルス・アライアンス」(Continua Health Alliance)により制定された、コンティニュア規格に対応するタブレット型モバイルPC。コンティニュア規格は、BluetoothとZigBeeを利用した医療ネットワークの次世代標準規格で、医療現場や訪問看護の場などで体重計/血圧計/歩数計といった健康管理機器とワイヤレスで通信でき、看護業務の効率を向上できる。さらに、Intelが提唱するヘルスケア向けプラットフォーム仕様Intel Mobile Clinical Assistant(MCA)にも準拠している。
また、医療現場での使用に対応するため、アルコールや次亜塩素酸等の薬品での試験をクリアすることで消毒時の耐薬品性能を実現。耐衝撃、耐落下、ファンレス設計による防塵・防滴性能も特徴としている。
ハードウェア仕様は、CPUがIntel Atom Z540(1.86 GHz)、メモリ2GB、ストレージが80GB HDD。ディスプレイとして、XGA(1,024×768)表示対応10.4型タッチパネル液晶を採用。
ネットワーク機能として、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LANを採用。 インタフェースは、Bluetooth 2.1+EDR、クレードル接続用バスコネクタ、有効画素数200万画素のカメラ、RF-IDリーダー、指紋センサ。また2次元バーコードリーダー搭載モデルも用意されている。
バッテリ駆動時間は、約8時間。サイズはW264×D268×H58~34mm、重量約1.5kg。OSは、Windows 7 Professional、またはWindows XP Tablet PC Edition(Windows 7 Professional/XPダウングレードサービス)。