ダッソー・システムズは、同社のソフト「3DVIA Virtools」で作成された上海万国博覧会フランスパビリオンのバーチャル・レプリカ「バーチャル フランス パビリオン」を発表した。
3DVIA Virtoolsは、製品エクスペリエンス、都市計画、ネットショッピング、シミュレーショントレーニング、広告、さらにインターネット・マーケティングなど、数多くの領域、業界ですでに活用されている3Dソフト。2008年の北京オリンピック・スタジアム「鳥の巣」、世界最高層ビルのひとつ「上海環球金融中心」(上海ワールド・フィナンシャル・センター)はいずれも同社の3D技術を活用し、設計・建設された。
今回、同ソフトを使用した上海万国博覧会フランスパビリオンのバーチャル・レプリカ「バーチャル フランス パビリオン」が発表された。オンライン上のフランスパビリオンは、実際のフランスパビリオンを仮想空間でも表現するバーチャル・パビリオンで、サイト訪問者は本物の空間にいるように、その内外を自由に散策できる。
また、3Dテクノロジーを利用したミニゲームの参加や、ゴーギャンの「食事(Le Repas)」といった作品の題材を探索するといったインタラクティブ性を楽しむことができるとのこと。