ローランド ディー.ジー.は、新型プリントヘッドを搭載し、メタリックカラーを表現できるインクジェットプリンター「VersaCAMM(バーサキャム) VS-640」を発表した。発売は3月5日、価格は281万4000円。

「VersaCAMM(バーサキャム) VS-640」

同インクジェットプリンターは、「メタリックシルバーインク」と「ホワイトインク」による従来の印刷表現を上回る表現効果をもたらし、新型のプリントヘッドによって精細な画質を実現。また、プリンターとカッティングマシンの機能を一台に統合した「プリント&カット」により、印刷後に用紙を自由な形状にカットし、自動でステッカーやシールを作成することができる。

主な特徴としては、512色のメタリックカラーを1クリックで指定して表現可能でデザイン上の色指定は、Adobe Illustratorと連携する「ローランド・メタリックカラー・システムライブラリー」から選ぶことができる。また、新型プリントヘッドでは7種類のサイズのドットの打ち分けが可能で、メリハリのある印刷を実現した。さらに、64インチ幅のワイドサイズまで印刷可能で、電子メールや携帯電話にプリンターの状態を知らせるソフト「Roland OnSupport(ローランド オンサポート)」を搭載する。

発売は3月5日を予定、価格は281万4000円。