米Googleは12日(現地時間)、地図サービス「Google Maps (Googleマップ)」にラボ(Labs)機能を追加した。
Labsは、正式サービスに採用されていない開発段階の機能をユーザーがテストできる環境だ。最初にGmailに設けられ、続いてGoogleカレンダーでも利用可能になった。これらのサービスでは設定のLabsタブから試用できる機能にアクセスでき、「有効にする」にチェックを入れて保存すれば、選択した機能がサービスに追加される。開発段階とはいえ安定して動作する機能ばかりで、変更や提供中止の可能性があるものの、サービスをカスタマイズするオプションとしてユーザーに浸透している。
GoogleマップのLabsには、ズームインの範囲をすばやく指定できる「ドラッグ&ズーム」、「鳥瞰写真 」、地図を回転できる「ローテータブル・マップ」、「緯度経度ツールチップ」など9つの機能がリストされている(12日時点)。設定機能が用意されていない同サービスでは画面右上の三角フラスコの形をしたLabsアイコンをクリックすると、地図上にLabsの設定画面がポップアップする。