グレープシティは2月9日、.NET Framework用コンポーネント「SPREAD for Windows Forms 5.0J」(以下、SPREAD)を発表した。

SPREADは、Excelと同等のユーザーインタフェースと表計算機能を提供するWindowsフォーム用コンポーネント。ソートやフィルタリング、階層的なグループ化、Excel関数による数式入力など、多彩なデータ表現と使いやすい操作性を業務アプリケーションなどに組み込むことができる。

新版では、折れ線、棒、円チャートのほかローソク足や散布図など、2D/3D合わせて85種をサポートしたチャート機能を追加。実行時に数式を入力したりセルの値を編集したりできるテキストボックスコントロールも新たに搭載されている。さらに、PDF生成機能や、複数の行や列をグループ化するアウトライン機能が追加されたほか、クリップボード機能の強化も行われている。

SPREADで作成したサンプルアプリケーションの画面

SPREADデザイナの画面

動作環境は以下の通り。

開発環境 開発ツール Visual Studio 2005/2008
開発言語 Visual Basic、C#
OS Windows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2
運用環境 フレームワーク .NET Framework 2.0/3.0/3.5
OS Windows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2

価格は、価格はパッケージ版が1開発ライセンス当たり16万8000円、ダウンロード版が1開発ライセンス当たり15万1200円。4月2日より発売が開始される。