米Googleが同社電子メールサービス「Gmail」に、FacebookやTwitterに酷似したソーシャルネットワーキング(SNS)機能を追加する計画だと、米Wall Street Journal (オンライン版)が2月8日(現地時間)に報じている。これにより、Gmail上で友人と写真やビデオを共有できたり、最新のステータスやメッセージを直接確認できるようになる。今回のアップデートは、明日中にも正式発表される見込み。
WSJによれば、新機能はGmailの画面上に一覧形式で友人らの活動状況が確認できる形態になるという。米Yahoo!が昨年、同社メールサービスに同種のソーシャルサービス機能を追加している。Yahoo!の例では、友人がFlickrに写真をアップロードした場合などに、同社Yahoo! Mail上にその旨のアップデートメッセージが表示される。GoogleではこれがYouTubeやPicasaのソーシャル機能と連動することになるようだ。
一方で対抗となるサービスを提供するFacebookでも、先日になりページデザインを一新。友人の最新メッセージをメールボックス形式で一覧できる機能を付与しており、一種のGmailのような電子メール機能を実現している。今回のGoogleのアップデートにより、両サービスが機能的に近付くことになる。