ワンビとウィルコムは、遠隔データ消去ソリューション「トラストデリート(TRUST DELETE)」の販売に関して業務提携したことを発表した。
トラストデリートは、PCや携帯電話のデータを遠隔で消去できるソリューション。紛失時や盗難にあった際にサーバに消去の指示を送るだけでデータを消することができる。
また、消去処理を実行した際には「消去確認証明書」が発行され、実行した内容を確認することもできる。加えて、紛失/盗難時にインターネットに接続されず、消去指示を受け取れなかったときのことを考慮して、「不可視タイマー機能」と呼ばれる機能が搭載されており、一定時間インターネットに接続しなかった場合には、消去対象として指定されているデータが自動的に見れなくなるという。
トラストデリートは、企業の自社サーバに導入するエンタープライズ版と、Windows Azure上で動作するクラウドサービス版の2種類。両社は、「WILLCOM CORE 3G」法人向けデータ通信サービスの利用者に対して販売活動を展開していく。
また、2010年3月まで「安心/安全持ち出しパソコンキャンペーン(仮称)」を実施する予定で、同期間中にWILLCOM CORE 3Gサービスを新規で法人契約した利用者には、クラウドサービス版が6ヶ月間無償で提供される。