アビームコンサルティングは2月3日、企業の情報システム部門に向け、運用・保守業務の分析・評価サービス「情報システム運用保守業務分析サービス」を提供開始した。同サービスでは、独自の分析フレームワークを用いて、改善ポイントの提示とコスト削減率の試算を行う。
同サービスは、企業が自社で判断することが困難な運用・保守運営の合理性を、第三者的見地から分析・診断し、情報システム部門の組織力の最大化実現をサポートすることを目的に開発された。
同サービスでは、運用・保守業務に関する現状調査を実施し、独自の分析フレームワークに沿って業務を分析し、その結果を報告書にまとめる。現状調査から結果報告まで、約1ヵ月で実施される。
同社は、SAP製アプリケーションの運用・保守業務の実績を多く有しており、そこで培ったノウハウを基に独自の分析フレームワークを開発した。
分析として、「コスト低減力」「変化対応力」「効率性」「ビジネス貢献力」「事業継続性」」という5つの視点による組織の評価「5軸分析」と、運用保守業務の「インソース」「アウトソース」の切り分けを視点にした評価「インアウト分析」を行う。
分析の結果としては、改善ポイント、アウトソーシングにより人件費を変動費化した場合のコスト削減率が示される。