日本ビクターは、フルハイビジョンの4倍を超える約1,000万画素の高解像度と5,000ルーメンの高輝度を実現した業務用プロジェクタ「DLA‐SH7NL」を3月上旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスだが、納入予想価格は1,360万円前後となっている。

「DLA‐SH7NL」

「DLA‐SH7NL」は、同社独自の液晶デバイス「1.27型4K2K D‐ILAデバイス」を搭載した業務用プロジェクタで、330Wの超高圧水銀ランプを使用した2灯式システムを採用する。シミュレーションやプラネタリウム、ミュージアムなどでの投写映像、CADによるデザイン・設計用映像、会議用映像や監視映像など、大画面・高精細映像を必要とする用途を想定している。

垂直画素は2,400ドットで、WUXGA (1,920×1,200) の映像も4画面マルチ表示が可能。ランプモードはHigh/Lowの切り替えが可能で、ランプ寿命も従来機の1,500時間から最大3,000時間に延長されている。

表示解像度は4,096×2,400ドットで、コントラスト比は1,000:1、入力端子は、DVD-D×4、LAN×1、USB×1、D-Sub×1。外形寸法はW660×D783×H342mmで、本体重量は約50.5kgとなっている。