日本IBMは2月1日、クラウド環境向けデータアーカイブ管理アプライアンス製品の新版「IBM Information Archive V1.1」を発表した。

IBM Information Archive V1.1

IBM Information Archiveは、データアーカイブ管理ソフトウェア「Tivoli System Storage Archive Manager(SSAM)」を搭載したストレージのアプライアンス製品。高速なレスポンスが求められるディスクシステムと磁気テープなどのバックアップメディアの中間にあたる「ニアラインストレージ」として位置づけられ、クラウド環境上に散在する多様なデータを集約することが可能。管理作業もあらかじめ設定した保管ポリシーにより自動化することができる。

新版では、NFS(Network File System)に対応し、多くのアーカイブ・アプリケーションやデータ管理ソフトウェアと連携できるようになったほか、「Tamper proof」と呼ばれる機能を搭載し、不正なアクセスを防いだり、データの改ざんや誤消去を回避したりできるようになった。

基本構成では、1テラバイトのSATAドライブを搭載。最大198.9TBまでの拡張性することが可能になっている。

価格は2125万4000円(税別)から。本日より販売され、2月6日より出荷される。