三菱自動車工業は1月26日、埼玉県さいたま市が"持続可能な低炭素社会"の実現に向けて、市民・事業者・行政と連携のうえ、充電セーフティネットの構築(安心感)や需要創出とインセンティブの付与(満足感)、地域密着型の啓発活動(親近感)を基本的な方針に、電気自動車(EV)普及拡大の課題解決に取り組むプロジェクトである「E-KIZUNA Project」を共同で推進していくことに合意したことを発表した。また、併せて同社のEV「i-MiEV」を同市に10台納車したことも発表した。
納入されたi-MiEVは、同市の全区に向けた「青色防犯パトロールカー」として活用される方針で、今後同社と同市では、同合意に基づき、EVに関する新しいビジネスモデルの検討や、充電セーフティネットの構築、需要創出とインセンティブの付与、地域密着型の啓発活動などに関して検討・協業を行っていくとしている。