Wolfson Microelectronicsは1月26日、マルチチャネルオーディオCODEC「WM8595」を発表した。すでに48ピンQFNパッケージでサンプル出荷を開始している。
同製品は、同社のオーディオCODEC「Pure Sound」シリーズの新製品という位置づけで、柔軟なルーティング・オプション、6ステレオ入力セレクタと2ステレオ出力セレクタに加え、デジタルおよびアナログ両ボリュームコントロールを搭載した1つの24ビットA/Dコンバータ(ADC)と2 つの24ビットD/Aコンバータ(DAC)をベースに開発された2Vrms入出力のオーディオ・ソリューションとなっている。
サンプリングレート32kHz~192kHz、S/N比100dBおよび歪み率-87dB(ともにTYP値)のDACオーディオ性能と、サンプリングレート32kHz~96kHz、S/N比96dBおよび歪み率-80dB(ともにTYP値)のADCオーディオ性能を実現しているほか、搭載しているデジタル・マルチプレクサは、DSP、HDMI、メモリカードなどのデジタル・ソースとインタフェースをとることが可能で。
また、読み出し可能な2線式または3線式のシリアル・コントロール・インタフェースを持ち、ハードウェアリセット・ピン、ミュート・ピン、シャットダウン・ピンも搭載している。