NTTコミュニケーション・センター[ICC]にて、「ICC メタバース・プロジェクト」の実践として行われる特別展「可能世界空間論--空間の表象の探索、のいくつか」が開催されている。
インターネット上に構築される3D仮想空間であるメタバースをどのように活用することができるのかをテーマにした長期プロジェクト「ICC メタバース・プロジェクト」。
同プロジェクトは、アートからデザイン・エンジニアリング、建築空間としての仮想空間と身体との関係、コミュニケーション・プラットフォームとしての仮想空間、情報社会論といった観点からメタバースを捉え直すことで、それが内包する問題を研究会によって議論し、その実践として展覧会を行う、という企画において、メタバースの可能性を検証しようとするもの。
同展は、メタバース研究会での議論を基礎にして、インターネット・アーキテクチャやコンピューテーションといった方法を用いて新たな空間認識を模索し、その関係性によって顕在化する可能世界を提示することを通じて、社会設計の実験や実践へも視野を拡げようとする。
展示内容は、田中浩也+岩岡幸太郎+平本知樹による「オープン・(リ)ソース・ファニチャー Ver.1」、舘知宏「建築折紙」、柄沢祐輔+松山剛士「中心が移動し続ける都市」、エキソニモ「《↑》」の4作品。
なお、会期中には関連シンポジウムも開かれることとなっている。詳細はWebサイトにて。
「可能世界空間論--空間の表象の探索、のいくつか」
会場 | NTTコミュニケーション・センター[ICC] |
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会期 | 開催中、2月28日(日まで) |
開場 | 10時から18時 |
休館 | 月曜、2月14日 |
入場料 | 一般・大学生500円、高校生以下無料 |