日本ユニシスは1月19日、電気自動車向け充電スタンドの位置情報・空き情報をカーナビで提供する実証実験を開始したと発表した。
同社は電気自動車(EV)、プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービスとして、EVやPHVの充電インフラを利用するための利用者認証機能、課金機能、充電装置の位置情報・空き情報を提供する「smart oasis」を開発。すでに、EV/PHVの導入・普及に積極的な地域において同システムの社会実証実験への提供が開始されている。
同実証実験は、経済産業省・資源エネルギー庁の委託を受け、同社のほか新日本石油とNECの3社が共同で実施している実証事業のテーマの1つ。
日本ユニシスは「カーナビ等を活用した充電器設置情報・空き情報の提供」を担当している。同実験で、青森市内にあるENEOSのサービスステーションに設置された急速充電器を含め、充電器設置場所の位置情報・空き情報をカーナビで把握できる充電インフラシステムを提供し、「EV・PHVタウン」の1つである青森県の取り組みと連携した試験運用を行う。