日本電気は1月19日、高性能ワークステーション「SEGUENTE(セグエンテ) Express5800/50シリーズ」の新製品3機種を発表した。

今回発表された新機種は次の3製品。

水冷ユニットを採用した静音設計モデル「Express5800/54Cd」

インテル製CPU「Core i5プロセッサー670(3.46GHz)」を搭載。水冷ユニット の採用により、動作時35dB以下の静音環境を実現している。

ミドルレンジでグラフィック処理に優れたモデル「Express5800/54Xg」

インテル製CPU「XeonプロセッサーX3470(2.93GHz)」を採用。高速3Dグラフィックスアクセラレータとして定評のある「NVIDIA Quadro FX 4800」、「NVIDIA Quadro FX 3800」が搭載可能で、高い処理能力が要求される3D CAD/CG等の用途にも対応している。

省スペースモデル「Express5800/53Xf」

インテル製CPU「XeonプロセッサーX3470(2.93GHz)」を採用。136(W)x376(D)x335(H)mmの省スペース筐体だが、最大16GBのメモリを搭載でき、オンボードRAIDと内蔵ハードディスク2台の組み合わせによるミラーリング構成も可能といった特徴がある。ミッドレンジグラフィックスアクセラレータ「NVIDIA Quadro FX 1800」、エントリーグラフィックスアクセラレータ「NVIDIA Quadro FX 580」なども組み込めるため、開発/デザイン制作向けのシステムとしても活用できる。

出荷時期および価格は以下のとおり。

製品名 構成/仕様/備考 希望小売価格 出荷時期
Express5800/54Cd Core i5 670(3.46GHz)、4GBメモリ、250GBHDD、DVD SuperMULTI、Quadro FX3800、Windows7 Professional 54万8千円 1月27日
Core i3 540(3.06GHz)、2GBメモリ、160GBHDD、DVD-ROM、オンボードGA、Windows7 Professional 24万6千円
Express5800/54Xg Xeon X3470(2.93GHz)、4GBメモリ、300GBHDD(SAS)、DVD SuperMULTI、Quadro FX4800、Windows7 Professional 82万7千円 1月27日
Core i3 540(3.06GHz)、2GBメモリ、160GBHDD(SATA)、DVD-ROM、Quadro FX 580、Windows7 Professional 24万8千円
Express5800/53Xf Xeon X3470(2.93GHz)、4GBメモリ、500GBHDD、DVD SuperMULTI、Quadro FX1800、Windows7 Professional 48万8千円 1月27日
Core i3 540(3.06GHz)、2GBメモリ、160GBHDD、DVD-ROM、オンボードGA、Windows7 Professional 20万7千円