韓国RSUPPORTは1月19日、丸紅情報システムズが同社のSaaS型リモートコントロールシステム「RemoteView 4.0」を導入したことを発表した。

導入したのは、データセンターを活用したサービスを展開している、丸紅情報システムズのビジネスサービス事業本部 ネットワークサービス部。顧客先に常駐することが多い同部署では、VPN経由で自社のメールサーバーやターミナルサーバーにアクセスしてメールの確認やファイル操作を行っていたが、外出先でチェックしたメールは自身のクライアントPCに残せず、ターミナルサーバー上のファイルは同期が必要なため常に最新のファイルを確認できるとは限らない、などの課題があったという。

同部では、こうした課題を解決するために、RemoteView 4.0を導入。インターネットにつながる環境であれば、簡単かつセキュアに直接自分のデスクトップにアクセスできるようになり、社員によっては、毎月数十時間あった残業時間が半分以下になるなどの効果が見られた。

丸紅情報システムズでは、「もともとは、自社取扱製品として検討をはじめたRemoteView 4.0でしたが、シンプルで使いやすく、技術者でなくても簡単に扱えることから部内での導入を決定しました。出張先のホテルなどでも会社にいる感覚で仕事ができ、また、自分のPCが持ち込めない場合でも、データが残る心配なく他のPCでの作業ができるため、業務処理のために会社に戻る必要がなくなり、待ち時間の有効活用や急な商談への対応も可能になりました」とコメントしている。