「グリッドレイアウタ」

OKIデータは、PCに接続したスキャナーペンで紙に触れるだけの操作でPC上の映像や音声が起動するソフト「グリッドレイアウタ」(開発:グリッドマーク・ソリューションズ)を1月末より出荷する。対応OSは、Windows XP(SP1) / Vista(SP1)。

「グリッドレイアウタ」は、グリッドマーク・ソリューションズの見えない2次元コード「Grid Onput」をもとに両社で共同開発された。Grid Onputは、2mm角に約300兆のコードを生成可能で印刷物とデジタルメディアを直接リンクさせることができる技術。従来は大型の印刷機での印刷しかできなかったが、OKIデータの認定プリンタ(C830dn/C8800dn以降順次追加予定)を使用することでPCとオフィスプリンタでこれを実現した。

スキャナーペンで読み取り、PC内の各種コンテンツをリンクさせることで、動画や音声、インターネットなどデジタルと紙が融合した印刷物を作成でき、紙の持つ"一覧性"と"利便性"に、デジタル情報の表現が付加される。製品は、システムインテグレータ向けの「グリッドレイアウタ プロ」(価格1,575,000円)、個人向け「グリッドレイアウタ スイート」(価格105,000円)の2種類が用意され、教育市場、カタログ印刷市場、営業ツール作成市場、動画付き論文、動画付きアルバム作成など幅広い市場をターゲットにする。

「Grid Onput」のスキャナーペン(グリッドマーク・ソリューションズ Webサイトより)