米Googleは1月7日(現地時間)、新機能『Near me now』がGoogle検索サービスに追加されたと発表した。Near me nowはGPSによる位置情報を基に近場のレストラン情報などをリストアップするサービスで、iPhoneまたはAndroidのWebブラウザからGoogle.comを開くことで利用できる。
iPhoneの場合、Google.comのページにアクセスすると検索窓の下に「Near me now」のリンクが出現する。これをクリックするとGPS機能の利用許可を求めてくるので、ここで機能を有効にすると現在いる都市の名称が表示されるようになる。以後はNear me nowのリンクをクリックすると、「Restaurants」「Coffee Shops」「Bars」「ATMS & Banks」といった項目が出現し、近場の店やアトラクション情報を引き出せる。さらに「Explore right here」という項目には正確に現在いる場所の建物やエリアの名称が表示されており、ここをクリックすることで周囲すぐの場所にある店がリストアップされ、Google Mapsを使わずとも初期の段階で絞り込みが行える。なお、日本からでも、Googleトップ画面でGoogle.comへ切り替えることで利用することが可能だ。
GPS機能を有効にした状態のGoogle.com。現在いる都市名とNear me nowのリンクが出現する |
Near me nowのリンクをクリックすると、Restaurantsなどのカテゴリリンクが出現し、周囲の店情報をすぐに検索できる |
対応プラットフォームはiPhone OS 3.x以上、またはAndroid 2.0.1以上。Explore right hereの機能を使うにはGPSが必要で、初代iPhoneのようにGPSを内蔵していない機種、あるいは建物内部でGPSが使用できない場合、「GPS signal too weak to show places.」と表示されて同機能が利用できない。