NECフィールディングは1月7日、仮想サーバを短期間で導入するサービス「サーバ仮想化ソリューションパック(Hyper-Vモデル)」の販売を開始した。

同サービスは、仮想サーバの稼働に必要なハードウェアとソフトウェア、それらのセットアップ作業、運用開始から3年間のリモートによる監視サービス・保守サービスを一括して提供するもの。

仮想基盤には、マイクロソフトのWindows ServerR 2008 R2 Hyper-Vの標準機能として提供されるHyper-V2.0を採用している。

同サービスは、評価環境として利用可能な最小構成モデル「スモールスタートパック」、ハードウェア障害発生時に手動でスタンバイ機に切り替えて業務を継続可能な「スタンバイPLUSパック」、ハードウェア障害発生時に自動でスタンバイ機に切り替えて業務継続可能な高可用性を実現する「IP-SANパック」の3種類のモデルを用意している。

いずれのモデルも動作検証を行ったハードウェアとソフトウェアの組み合わせでシステムを構成するため、通常は機器搬入から3週間程度必要となる導入期間が最短1週間程度に短縮される。

スモールスタートパックの概要

スタンバイPLUSパックの概要

IP-SANパックの概要

オプションとして、「システム移行支援サービス」、「バックアップ構築サービス」、「無停電電源装置セットアップサービス」、「運用監視サービス」などが用意されている。

価格はスモールスタートパックが298万円、スタンバイPLUSパックが498万円、IP-SANパックが998万円となっている(いずれも税別)。