マカフィーは1月7日、メール/Webセキュリティ向けアプライアンス「McAfee Email and Web Security Appliance 5.5」の提供を1月8日より開始すると発表した。同製品では、パターンファイルなしでデイゼロ攻撃を防ぐ技術「Artemis」とレピュテーションシステム「TrustedSource」が統合されている。
同製品は、メールとWebによってもたらされるセキュリティリスクの防御、メールとWebのトラフィック/使用状況の管理、システム管理の要件の軽減を支援するハードウェア。
新機能として、パターンファイルを使わずにデイゼロ攻撃を防ぐことが可能な技術「Artemis」と、URL・IPアドレス・ドメイン・コンテンツのレピュテーションデータの収集と評価付けを行うレピュテーションシステム「TrustedSource」が統合されている。
同社は世界120カ国に配備されたマカフィーのセンサーネットワークから、毎月数十億のクエリを取得し、解析を行っている。
また新たなコンテンツポリシーウィザードにより、ディクショナリによるコンテンツポリシーの作成やセットアップの簡素化が可能になり、誤検出や設定の誤りを削減することが実現される。
同製品では、追加費用なしでURLフィルタリングを利用することが可能だ。URLフィルタリングには90以上のWebサイトのカテゴリがあり、Webの使用状況の詳細なモニタリング、ポリシーの施行が可能なほか、Webの使用状況・傾向をわかりやすく表示するMcAfee Web Reporterパッケージが組み込まれている。
価格は、1アプライアンス84万円(税込)からとなっている。