Skypeは1月5日(米国時間)、パナソニックと韓国LG Electronicsと提携し、インターネット対応HDTV向けの組み込み版Skypeを搭載したTVを発売することを発表した。PC、携帯電話からの拡大となる。

組み込み版SkypeはHDTV向けで、Skypeユーザー間の無料通話、Skypeアカウントから固定/携帯電話への発信(Skype Out)、Skypeボイスメール(要設定)などの機能が利用できる。まずはパナソニックとLGと提携、パナソニックは「VIERA CAST」対応機種で、LGは「NetCast Entertainment Access」対応のHDTV26機種で提供する予定。HD対応Webカメラを利用して、最大720p(1280×720ピクセル)のTV通話が楽しめるという。

パナソニックとLGのSkype搭載HDTVは2010年半ばの提供を見込む。

Skypeは同日、最新のWindows版「Skype 4.2」ベータも発表した。最大720pのHDレベルのビデオ通話が可能となるもので、ブロードバンド環境、専用のHD対応Webカメラ、1.8GHzのデュアルコアプロセッサを搭載したPCが必要。

Skypeによると、Skypeユーザー間通話の34%がビデオ通話という。